FLOW 製造の流れ

接続・溶着・レーシング・成形・検査編【モーター巻線・ステータ巻線の製造工程】

ステーターコアへの挿入完了後、コイルの接続・仕上げ作業に入っていきます。この工程は、モーター巻線・ステータ巻線の仕上げ作業ともいえ、非常に重要な工程です。

接続・仕上げ作業【モーター・ステータ巻線の製造工程】

挿入工程を経た後、挿入している絶縁紙を切り、コイルの根元までしっかりチューブをつけます。

そして、接続する銅線をまとめます。接続方法には、①ヒュージング(圧着溶接)、②圧着端子へのカシメ、③溶着 など様々な方法があります。このいずれかの方法で接続した後、接続部を同様にチューブで絶縁します。そして、ヘラでエンドコイルを成形します。

この後、Wレーシング機によりレーシングを行っていきます。手・ヘラを用いて簡単に整えたら、プレス成形機により成形を行います。ここで一旦、作業は完了となるため、内径・外径・縁面距離・外観確認などの検査を行います。また、インパルス・抵抗・耐圧などの電気的特性のチェックも行います。

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