FLOW 製造の流れ
機械加工・研磨・焼入れ編【モーターの製造・組立工程】
逢鹿電工では、モーター量産・ステータ巻線に加え、モーター製造・組立まで一貫対応を行っています。今回はその中でもモーター製造から組立工程における機械加工・研磨・焼入れ作業について、ご紹介します。是非最後までご覧ください。
機械加工
ブラケット、ハウジング、エンドブラケット:
NC旋盤、マシニングセンタなどの工作機械を用いて、切削、穴あけ、ねじ切り、面取りなどの加工を行います。ブラケットは、モータを固定するための穴や、他の部品と接合するための形状が加工されます。ハウジングは、モータ内部の部品を収納するための空間や、放熱のためのフィンなどが加工されます。エンドブラケットは、シャフトを支えるための軸受座や、モータを固定するための穴などが加工されます。
シャフト
旋盤を用いて、外径を削り、高精度な円筒形状に仕上げます。必要に応じて、キー溝やスプラインなどの加工も行います。シャフトの両端には、軸受や回転子を取り付けるためのねじ切り加工などが行われます。
機械加工後、表面に残ったバリや傷を取り除き、滑らかにするために研磨を行います。バフ研磨、サンドブラスト、電解研磨など、部品の材質や形状、要求される精度に応じて適切な方法を選択します。研磨により、モータの性能や寿命に影響する表面粗さを制御します。
焼入れ
シャフトやブラケットなど、強度や耐摩耗性が求められる部品には、焼入れを行います。高周波焼入れ、浸炭焼入れなど、部品の材質や形状、要求される硬度に応じて適切な方法を選択します。焼入れにより、部品の硬度を高め、耐摩耗性や疲労強度を向上させます。
検査
電気を流した性能検査、例えば回転方向、抵抗値、音・振動検査、耐圧試験、トルク・回転検査を行います。またその他、外観検査、寸法検査、材質検査も行います。
モーター製造・組立なら、逢鹿電工まで
逢鹿電工では、モーター巻き線・ステータ巻き線の製造だけでなく、モーター製造・組立を一貫して対応しています。お客様のニーズに合わせて、モーターの製造を行い、品質を担保した製品を納入しています。モーター製造に関することなら、お気軽にご相談ください。