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ステータコアへの挿入・仮成形編【モーター巻線・ステータ巻線の製造工程】

モーター巻線・ステータ巻線の巻線作業の次工程であるステーターコアへの挿入は巻線作業と同様に、品質・性能を左右する非常に重要な工程であり、独自のノウハウが求められます。この重要工程を動画でご紹介しますので、是非下記よりご覧ください。

ステーターコアへの挿入・仮成形作業【モーター・ステータ巻線の製造工程】

巻線工程を経た後、1相目の巻線をステータコアに挿入します。その後、巻線機で巻いた巻線を挿入機に移します。挿入機にステーターコアをセットし、スタートボタンを押し、ステーターコアへの挿入を行います。挿入を行った後、2相目を挿入するために、巻き線を挿入したステーターコアを手動で整えます。また、その後に成形機を用いて、仮成形を行います。

これを繰り返すことで、ステーターコアの挿入作業を進めていきます。

1相目の挿入はボリュームが少なく、比較的容易に行うことができます。続いて、同様に2相目、3相目の挿入を行っていきます。ただし、1相目の挿入により、巻線ボリュームが増加しているため、ステーターコアへの巻線挿入の難易度は上がります。

なお、今回は自動巻き(同心巻)のケースをお伝えしましたが、手巻き(重ね巻)の場合は、先ほど機械で行った作業をステーターコアの溝に1箇所ずつ挿入していきます。そのため、手巻きとなると、さらなるノウハウ・技術が求められます。

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